『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』5話感想

『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』感想

死地に活路を見出だせるのか。

クセが強いキャラクター

新たなキャラクター、ツァーブ。彼もまた、かなりクセが強いですね。

少々ズレた倫理観、時折みせるズレた優しさ。陛下にやや類似した、彼独自の価値観によるルールで行動しているツァーブ。キャラクターがそれぞれの視点で世界を見ているのも面白いですね。

2人を客観的に見ているザイロの反応も面白い。

ツァーブがザイロに対して従順なのは、ザイロが強いから?地位が高いから?

兄貴と呼んで従っているところを見ると、強制ではなく自発的に従っているようですね。

女神はみんな褒められたい?

女神「ペルメリィ」が登場するも、やはり褒められたいアピールが強い。

兵器でありながら、なぜか人間的な報酬を求める女神たち。テオリッタは、褒められているペルメリィを目の当たりにし、ザイロへ不満爆発でしたね。

ぴょこぴょこしながら怒っているのが可愛い。それなのに、ザイロは「そうか」しか言わない。

でも、ペルメリィを褒める上官の冷たい言葉とみせかけの行動より、ザイロの素っ気ない「そうか」や反論の方が、ずっと温かい感じがしますよね。

目に見える「事実」と「真実」の違いが分かりやすく表現されているなと思います。

ベネティムの告白

知力と交渉力を駆使して、死地の運命に抗うベネティム。

組織的な圧力の真実を、ザイロに打ち明けました。

秘密を知ってしまったベネティムは、ザイロが秘密をどう受け止め、行動するのか見極めたかったのかもしれない。

とんでもない真実を知ったザイロですが、その反応は意外と落ち着いたものでした。ザイロも何らかの「力」が働いていることには気づいていましたからね。

ベネティムはザイロに負けないくらい執念があると感じます。勇者刑に処されながら、自分が知ることになった真実に向き合い、なんとか切り抜けようとしています。

理不尽な処罰を受け続けるつもりはないのでしょう。

ジェイスとライノー

気になる勇者、ジェイスとライノーの名前が出ましたが、応援は期待できないようですね。仲間(?)が危機に瀕しているというのに、怒ったり無視したり。

それぞれのキャラクターの性格が感じ取れる反応で面白い。

勇者間の協力は、個人の意思に任されているのでしょうか?

陛下の足が治っていない

陛下の修理が終わったら、足が治るのかなと思っていたのですが、治っていないというか、一応修理はされているというか。

欠損が完全に回復する訳では無い?時間がかかる?
勇者刑のなんとも過酷な一面ですね。

絶体絶命の危機

魔王現象だけでなく、新たな敵の登場で絶体絶命となったザイロたち。この窮地をどう切り抜けるのか。気になります。

鳥の声に違和感

気になると言えば、夕方の橋の上から城内へ移動するシーン。

しきりと鳥の声が入っているのですが、鳥って日暮れには歌わないんですよね。夕方は、あまり声を聞かない。それで、あれ?と違和感を感じました。

夕方鳴くのはカラスくらい。個人的に鳥が歌うのは朝と昼までという印象です。

朝日を喜ぶ嬉しそうな歌声とか、昼に仲間と楽しそうに呼び交わす声は聴くけれど。

日が傾くと、鳥は巣に戻り声を潜めて眠りにつく。巣で鳴くと居場所が分かって天敵に襲われますからね。多分。それで夕方は、明るい鳥の声を聞かないんだと思います。地域にもよるかもしれませんが。

ちなみに夜は、風の音や流れの水音だけになります。夜はカラスも鳴かない。あらゆる生き物が眠りにつくため静寂になる。秋には虫の音がありますが、秋以外は夜に生物の音がほぼ無い。

ファンタジー世界であれば、戦闘を控えた夜に聞こえるのは馬の息とか、松明や焚火の音、兵士が動く時の武器や防具の音くらいになるんじゃないでしょうか。

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