2025年10月『キングダム』6期の放映が開始されました。個人的な感想を綴りたいと思います。
李牧の訪問
李牧が、命を奪われるかもしれない敵国に乗り込むという大胆な行動は『キングダム』らしい展開でした。やはり、国の命運を左右する人物(権力者、指導者)が、直接対話、もしくは論争するシーンは面白いですね。
ゆるぎない信念のもとに行動する人物が、同等の強い信念を持つ人物と論争したらどうなるのか?史実には無い、嬴政と李牧の舌戦、これこそフィクションの醍醐味ですね。
舌戦の行方
真意は別として、李牧の平和的な提案「七国同盟」には説得力がありました。「七国同盟」も史実ではないようですが、嬴政の真意を探るには適した話題といえるでしょう。
李牧の平和的な正論。七つの国が同盟により互いを牽制するという「七国同盟」。場の空気は李牧の提案に支配されます。
しかし、嬴政の答えは、遥か未来を見据えたものでした。優れた指導者は、視点のスパンが長い。体は今の時代に生きていても、心は自分の死後の遥か先まで見ている。「自分の死後の世界のために、自分は今何ができるのか」そんな思考が、広い視野を持つ英雄をつくるのかもしれません。
策
嬴政の反論に目を閉じる李牧。このシーンは、李牧が嬴政の本質を見抜いた瞬間と感じます。再び目を開いたとき、李牧の目つきは変わっていました。戦いを覚悟したように鋭く輝き、その瞳の中に嬴政が映る。(この演出は良かったですね。)
つまり、ここで李牧の「七国同盟」は、嬴政の力量を探るための「策」として語られたことが分かります。
嬴政もまた、李牧が自分の力量をはかりに来たのだと見抜き、あえて宣戦布告する。
信念と信念の衝突。
ふたりは互いの本質を見抜き、今後の激戦を予感したことでしょう。
兵士の選抜
『キングダム』を見るとき「自分がこの時代にいたら、どのように生きるだろうか」と考えてみることがあります。
この時代は、どこに生まれるか、誰に仕えるか、何の力を磨くかで運命が変わりました。もし、自分の生き方を自分で選ぶことができる場所に生まれていたら、何をするだろうか。
一般市民として生まれていたなら、飛信隊は夢のある隊ですよね。そして、将である「信」は、共に戦いたいと思える魅力をもっている。
選抜の時点から、兵士の心が信に惹かれていく様子が面白いです。
信に褒められると、子どものように喜ぶ兵士たち。心から尊敬し信頼する人物に褒められることは嬉しいものですね。
選抜シーンは、飛信隊の魅力をうまく表現していて、引き込まれました。
弓矢兄弟
また、魅力的なキャラクターたちが登場しました。体力はないけれど、弓矢の腕は確かな兄弟。
驚きの血縁関係も判明し、今後の活躍が期待されます。
遠方から味方を守る弓矢隊が彼らによって力を付ければ、これまでとは違った戦い方もできるわけですよね?6期のキーパーソンとなるのでしょうか?
来週も楽しみです。

