『Let’s Play クエストだらけのマイライフ』1話 感想

アニメレビュー


北米の人気ウェブコミックを原作としたTVアニメ『Let’s Play クエストだらけのマイライフ』の放映が、10月1日から開始されました。

舞台はアメリカ

物語の舞台はアメリカ、ロサンゼルス。主人公はゲーム開発者の女性サム。オフには、サム自身もオンラインゲームをプレイしています。

ストーリーは、YouTuberが登場したり、ゲームの評価が話題になったりと、現代的でリアルな設定。

サムは普通の女の子といった雰囲気があり共感しやすいのか、原作は北米でかなりの人気作品(閲覧が9億回以上)です。

1話は物語の設定紹介

物語の導入となる1話は、視聴者に登場人物や世界観を紹介するのが定番です。

今回は、サムが普通の女の子だということ、ゲーム作成の能力は高め(初めての作品が高評価)、行きつけのカフェや友達、会社の様子が描かれました。

コーヒーの準備を指示されるシーンは、サムが仕事ではあまり重要な役割を与えられていないことを示しているようですね。上司がミーティングにサムを参加させていないという話は、何の伏線になるのか気になるところです。

庇護者のチャールズ

サムは自分の夢を叶えるために努力を続けてきましたが、思い通りにいかないことも多々。

とはいえ、冷静沈着な上司のチャールズはクールに見えて、実は熱烈なサムの庇護者。トラブルにも距離感ゼロでサムを守ろうとします。

もう一人気になる人物がサムの身近に登場し、さて、2話からどうなるのかな?という展開でした。

1話を見る限り、夢を実現させようと努力するサムと周囲の人物たちの人間関係、サムの成長がメインで描かれそうですね。

ストーリー展開のなかで、ゲーム作りがどのように描かれるのかも、気になるポイントです。

謎のモンスター

心の葛藤を示す際に登場した謎のモンスターと、キーワードが大きく映し出される演出が独特ですね。

モンスターが気持ち悪くて、これもゲームのキャラクター的な表現なのかなと思いました。

心の葛藤に正しい気持ちが勝つと、サムは本来の自分らしい振る舞いができる。この辺の描写は面白いなと思いました。

作中でサムが「人生はゲーム」と言うのも、印象的です。

「ゲームの体験」に感動したという過去のエピソードが、今のゲーム作りへの熱意の源泉になっている点も分かりやすい。

ゲームと人生、ゲームのレベルアップと現実の成長が重ね合わされているのかなと感じます。

2話以降は、アメリカっぽい展開を期待して視聴したいと思います。

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