ついにレップレも第10話。意外な展開に。
ルミネイトで格闘するマーシャル
通常のゲームでは、戦闘がメインであることから、敵を倒してはいけないというルミネイトに戸惑っていたマーシャル。
しかし、キャラクターを理解することでクリアするヒントが得られると気づいたマーシャルは、持ち前の推察力を活かしてクエストをクリアします。
実際に、このようなゲームがあったら面白そうですよね。
男性は課題を知力や武力で解決する能力に優れているので、男性の作るゲームは戦闘になりやすい。
一方、優しい女性であるサムは、たとえゲームでも他者を傷つける事は許せない。
みんなが幸せになる道を模索し、対立を友好に導く事ができれば、ストーリーが進むように設計されている。面白いですね。
すごく魅力的なゲームだと感じました。
自分の心を確かめる
サムは、ようやく恋そのものに振り回されていたことに気づきました。
恋愛というシチュエーション自体が初めてだったサムは、ただ状況を受け入れることしかできなかった。
接する相手からの愛情を感じれば、それに応えようとしてしまう。
サムは自分が一般的な恋の登場人物として、振る舞うことにとらわれ、どうすればいいのか混乱し、流れに流されていました。
ようやく本当の自分の気持ちに立ち止まったサムは、リンクの優しさと自分への理解を知って自己嫌悪に陥ります。
相手に原因を求めていた、自分の行動の浅はかさを恥じるサム。
チャールズの言葉が思い出され、理想とは懸け離れた自分が嫌になります。
しかし、嫌になるというとこは、間違っていたことに気づけたということでもあり、サムが納得できる自分をどう見つけ出すのか期待されます。
アンジェラの過去
なんとなく描かれていたアンジェラの過去の気持ちが10話で完全に確定しました。
そして、なにやら急展開しそうなやり取りが。
もしかしたら、自分の本当の気持ちに気づいていなかったのは、サムだけではないのかもしれません。
書いた文字を消すシーンには、共感してしまいました。
チャールズの思惑
チャールズの意外な行動に驚きです。
さすがの交渉力で、マーシャルよりも早く問題解決のヒントを得ていました。
この展開は予想外でした。面白いですね。
チャールズの守り
重要な取引で緊張するサム。
不安に押しつぶされそうなサムの手に、ほんの少しの間重ねられたチャールズの手が印象的でした。
困難に直面したとき、そばに誰かがいてくれる、見守ってくれているということは、大きな安心感につながります。
こういったシーンから感じることは、人は困難と一人で戦わなければならないという点です。
苦しみも悲しみも、悩みも、後悔もすべて、結局は一人で向き合わなければならない。
また、困難に向き合っている人をどんなに助けたくても、その悲しみを理解したくても、他者は手出しができない、まったく同じ悲しみを感じることもできない。
しかし、直接悩みを解決する事は出来なくても、チャールズのように、そばに寄り添い困難と闘う姿を見守ることは出来る。
それはすごく大切なことだなと思います。
本当の言葉
サムは重要な取引で、相手の要望を聞き、それに応えるような提案をしてしまいます。
その提案が通れば、会社は大きな損害を受けることを考えずに。
しかし、結果として大成功につながりました。
私も10年以上営業をしていたので、交渉で大切なのは、本当の言葉だと感じています。
通常、営業する側というのは、デメリットを隠したがるものです。
私自身、デメリットを隠した営業を受け、契約後にそれに気づき解約、他社で再契約して大きな損害を受けた事がありました。
クライアントはそういったことを恐れている。
だから、信頼される取引をしたいなら、メリットとデメリットを伝える必要がある。
その結果、クライアントが選んだ契約の単価が下がったとしてもです。
私はよく、単価が下がったことを指摘されましたが、次の契約につながる事が多く、長いスパンで見た場合、大きな利益となりました。
チャールズの目論見通り、サムは誠実さで会社にとって大切な本当の信頼を得ました。
ビジネスでは、信頼がもっとも大切な財産なんですよね。それは目には見えないものですが。
チャールズに褒められたサム。この時の回想で、何かを感じ取ったようです。
来週に期待です。

