『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』11話感想

『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』感想

11話はトゥイ・ジアを巡る戦いでした。

制作コストはどのくらい?

毎話、恐ろしく動き回るザイロ。11話もブージャムとのバトルシーンが凄まじかったですね。

アニメは1話あたり、通常1,500万から2,000万円、ハイクオリティなアニメでは3,000万円になることもあるそうです。

1話2,000万円として、ワンクール(12話)2億4,000万円。オソロシイ。

でも、作画にかかわるアニメーターさんは200人から300人ともいわれているうえ、魅力的な音楽(主題歌、BGM)や効果音、演出、撮影、アフレコと多くの方が、制作過程に参加されていることを考えると、1話あたりの予算はもっと高くても良いのかと思います。

こうして没入感のある作品を楽しめることは、視聴者として嬉しいです。

ライノーの存在感

ライノーの存在感が大きいと感じます。噂話を話題にしたり、主人公側とは思えない言動があったりする。敵なのか味方なのかという不安を与える部分もあり、何者なのか分からないから意識を引かれる。聞いたことのない独特な話し方、演技は流石だと思います。

避難民の説得がほぼ脅迫のザイロ、可愛すぎて説得力のないテオリッタ。そこに、避難している人々が耳にしたことがあるであろう話を伝えて行動を促すライノー。でも、すごく胡散臭い。

鎧を蹴られての「おおっと」や、ザイロが「人気だって」の言い方の癖が強い。

ザイロたちの背後で、もくもくと敵を殲滅するタツヤというシュールな光景、その後のライノーのゾワッとするセリフも面白かったです。

このシーンでライノーが、人間が「倫理観」という暗黙のルールを持っており、それに縛られて効率的な行動をとらないことがあると認識していることが分かります。もう、このあたりで「ライノーが人間とは異なる存在」だと確定しているような気がしますが、どうなんでしょうか。

ライノーに反論するザイロが、対照的にすごく人間らしさを感じさせました。普通の感覚。

また、ライノーが人間じゃないと感じさせるようなセリフを言った後に、居場所云々という人間らしさを全開にしたセリフがあり混乱しました。

ザイロが「意味わからん気持ち悪っ」みたいな反応をしていましたが、このときのザイロはちょっと優しい感じ。ザイロとライノーの関係性が垣間見えたような気がします。

と思ったら、次のカットではライノーが禍々しい感じになっており、背景や色彩も敵側の雰囲気。口調も完全に邪悪な感じで、さらに混乱。後半の攻撃時のセリフもかなり冷酷な印象でした。

ライノーの立ち位置は、敵なのか味方なのか現状謎です。

ドッタの援護

戦闘に欠かせない、状況の正確な把握をドッタが担っていることが面白いです。ビジネスも戦闘も同じですが、常に最新の状況を把握したうえで次の行動を決める必要があるので、ドッタの存在はかなり重要ですね。

ドッタが情報、ジェイスは空中戦をカバーしているのを見ると、勇者部隊ってかなりバランスの良い構成になっているようです。

記憶を失うリスク

勇者は死亡すると記憶が失われる。11話で再度この設定に関する会話がありました。

記憶がリセットされてしまうのは、かなり厄介な設定だなと思います。ザイロの記憶が失われた場合、テオリッタとの信頼関係も消えてしまう。でも、女神殺しの記憶があるということは、これまでザイロは死亡していないということですよね。

今後の展開でザイロ死亡ケースがあるかもしれない。一度失われた記憶は、二度と戻らないのでしょうか?気になります。

タイトルとURLをコピーしました