新たなキャラクター・ジェイスが登場。不穏な休暇と謎の敵。
ドッタさん
登場時から態度が大きいジェイス。
ドッタのみ「さん」づけで呼び、他は呼び捨て。指揮官であるベネティムは詐欺師呼ばわり。勇者部隊の関係性は謎が多いですね。
やたらとザイロに失礼な発言を繰り返すジェイスに、さすがのテオリッタも怒っていましたね。女神とはいえ、感情はとても人間らしい。
この時の会話でライノーは懲罰房にいることが分かりました。つまり、そこから出られなかった(出る気もなかった)ので、前回の連絡を無視していたということでしょうか?
フレンシィとテオリッタ
続けてザイロの婚約者が登場し、ここでもテオリッタが無謀な防波堤を築いて反抗していますが、ひたすら微笑ましい。
このシーンでは、テオリッタが人間的な好意をザイロに向けている事が分かります。フレンシィへの嫉妬(?)というか、ザイロを「我が騎士」として独占したいようですね。
しかし、フレンシィが魔王と戦う立場であると知ると大人しく話を聴くところがテオリッタの良いところ。
意外な人選
市中でテオリッタを狙う敵を捕らえるために、誰を連れて行くかで、彼が選ばれたことはちょっと意外でした。
消去法で仕方なく、という理由がありましたが、各キャラの登場シーンを思い起こすと一番連れて行けない人のイメージだったので。
でも、実際おしゃべりなことがデメリットである以外は、敵側の心理も分かるし接近戦も強くてメリットが多いという。面白いですね。
謎の敵
不気味な技を使う謎の敵が登場。
仲間内のルールを知らない、命令の守り方が分かっていないなどの違和感が細かく差し込まれていて、7話ラストのテオリッタのセリフに繋がっていくところが良かったです。
7話までのまとめ
当初予想していたイメージよりも、ストーリー構成や敵対関係が複雑で面白いですね。
こうして振り返ってみると、1話のバトルシーンでの視聴者の引き込みはインパクトがありました。
でも、個人的に1話の感想は、派手なバトルシーンだった、ということ以外それほど感情移入できるところがなかったので、ここからどう展開するのかな、と思っていました。
その後は、とにかく個性的なキャラクター達が次々と登場。刑罰という名がふさわしい無茶な任務が続き、その中でザイロがひとり正気を保って悪戦苦闘していました。
物語の主人公はストーリーを進める存在ですよね。視聴者は、作品の世界観を主人公の視点で眺めている。
でも、勇者刑のキャラクター達は、それぞれのキャラクターにしか見えない世界観でのセリフがあるんですよね。個々の世界観が混在。彼らは同じ世界に存在しているのに、見えている世界は違うらしい。視聴者はザイロと一緒にそれを傍観している。
ちょっと混乱するのですが、現実社会でも同じようなことありませんか?
同じ状況にいるのに、捉え方が全く違う人。
ベネティムみたいに使えるものは人でも物でもなんでも使う人、ライノーみたいに無関心な人、パニクっているけど、とりあえず自分のできることはするドッタみたいな人。
でも、そういう考え方の違う人がいて、世界は上手く回っているのかなとも思います。この表現ははちょっと面白いなぁと思いました。
ちなみに現在、個々のキャラクターが特殊すぎて、主人公以外に感情移入しにくいという状況です。
登場する女性キャラが、みんなザイロが大好きなのも面白いですね。
今後は魔王だけでなく、権力、利害、主義主張の絡んだ戦いとなるようで楽しみです。
